初詣合格祈願初級シスアド

初級シスアド 情報化と経営

用語集

初詣合格祈願初級シスアド用語集 情報化と経営

企業の組織

ラインアンドスタッフ
経営活動の目的を達成するために、営業や製造など直接必要となる部門(ライン部門)と、ライン部門に対して助力,管理を行う部門(スタッフ部門)によって構成された組織。
職能別(機能別)組織
製造や営業や経理などの専門的な機能ごとに分化した組織。(ファンクショナル組織ともいう。)
事業部制組織
取り扱う製品や対象とする地域ごとに、ライン部門とスタッフ部門から構成される組織。
マトリクス組織
1人のメンバーが2つの組織に同時に属することにより、職務横断的な意思決定を目指す柔軟な組織。
プロジェクト組織
商品開発などの目的のために、各種の専門的な知識や能力を持つメンバーによって、臨時に構成される。

情報の収集方法

資料収集法
業務に関する文献、規定、マニュアル、計画書などを収集し、理解する方法。
ヒアリング・インタビュー収集
業務担当者に直接面接して、あらかじめ用意しておいた質問を中心に聞き取り、情報を収集する方法。
アンケート調査
現場の担当者に業務に関するアンケートを送り、質問に沿った内容で事実を記入させる方法。
直接観察法
仕事の具体的な手順を把握するために、一定期間各部署において業務処理を観察、勉強する方法。
ブレーンストーミング
グループで意見やアイデアを出し合う発想法。実施する時には、4つの原則(批判厳禁・質より量・自由奔放・便乗歓迎)を守る。

エンジニアリングシステム

FA
工場における生産工程を自動化するシステム。
CAD
コンピュータを用いて設計を行うシステム。
CAM
製品の製造工程にコンピュータを導入し、合理化、省力化を図る。
CIM
CAD/CAM、FAを広範囲に総合的に統合し、生産全体の自動化を図るシステム。
CAT
コンピュータによる試験,検査を行うシステム。
CAI
コンピュータで教育を支援するシステム。
CAE
コンピュータ支援エンジニアリングのこと。

社会システム

EC
電子商取引。企業が一般消費者や他企業に対して、商品やサービスの公開、受発注及び決済などの業務を、ネットワーク上で行うシステム。
EDI
電子的データ交換。企業間の取引で生じる伝票や文書類をネットワーク上で電子的にやり取りするシステム。
CALS
製品の設計、製造、保守といったライフサイクルに関する情報をコンピュータで一元管理する。

ソフトウェアの種類

基本ソフトウェア
ハードウェア資源を効率よく使用するための制御プログラム、プログラム作成のための汎用言語プロセッサ、利用を支援するためのサービスプログラムを指す。(システムの中核になることから、OSと呼ばれる。)
ミドルウェア
基本ソフトウェアと応用ソフトウェアの中間的な位置にあたる。(表計算ソフト、ワープロソフト、データベースソフトなど。)
応用ソフトウェア
CADやエキスパートシステムなどの共通応用ソフトウェアと、業務固有のアプリケーションである財務会計や販売管理などの個別応用ソフトウェアに分類される。
ファームウェア
ハードウェアとソフトウェアの中間に位置するもの。マイクロプログラム。

データの整理と分析

KJ法
複雑な問題を整理し、解決策を見つけだす方法。手順は以下の通り。
テーマの決定→データ収集→カード化→グルーピング→図解→文書化
デシジョンテーブル
問題を処理するためのいくつかの条件と、それぞれの条件に対する行動を表の形式で表したもの。
DFD
データフローダイアグラム。データの流れに着目し、必要な処理機能を洗いだし、これを階層的かつ図的にモデル化する事で、要求の分析・定義を行っていく。
E−Rモデル
企業活動で取り扱うデータ構造を、データの意味、利用目的、データ間の関連性といった面から分析する方法。

QC七つ道具

特性要因図
問題点などの特性(結果)と、それに影響を及ぼしていると思われる要因(原因)との関係を整理するために、矢印を用いて図解したもの。
パレード図
データを項目別に分類し、その件数を大きい順に並べた棒グラフと、累積和を折れ線グラフで表し、組み合わせた図。様々なデータの中から重要なもの、主たる原因などを選び出すために用いる。
ヒストグラム
データの存在する範囲を幾つかの区間に分割し、その区間に入るデータの出現度数を数えて、棒グラフに表したもの。データの分布状態、中心値、バラツキを把握するのに適している。
散布図
2種類のデータの相関関係を調べるため、一方を縦軸、他方を横軸に取り、データをプロットしたもの。
管理図
工程に異常が発生していないかどうかを、特性値の変動の大きさから判断する折れ線グラフ。
チェックシート
チェックするだけで簡単に結果が分かるように作成された図や表。管理する項目に重複や漏れがないかどうかを検査するために用いる。
層別
収集したデータを項目別に分類すること。分類することにより、データの特徴や項目間のデータの差が明確になり、問題点の所在や原因を突き止めることができる。

新QC七つ道具

連関図法
複雑に絡み合った問題を原因−結果、目的−手段の関係で論理的に繋いでいくことによって、問題の構造を明らかにしていく手法。
親和図法
収集したデータを相互の親和性によってまとめ、解決すべき問題を明確にする手法。
系統図法
目的を達成するための手段を階層的に下位レベルまで追っていき、最適な手段・方策を見つけだす方法。
マトリクス図法
問題としている事象の中から対になる要素を見つけだし、行と列に配置し、その行と列の交点に各要素の関連の有無や、関連度合いを表示することにより、問題解決を効果的に進めていく手法。
マトリクス解析法
マトリクス図法における要素間の関連が数値データで把握できた場合、これを計算により定量的に整理する方法。
PDPC法
状況や環境の変化に対応させながら、問題達成までのプロセスをあらかじめいろいろ予測し、それらを図で表しながら検討し、最適ルートを決めていく方法。
アローダイアグラム法
作業の前後関係を整理して矢印で結び、図で表す。仕事全体の進行状況を把握して、工程のネックを発見し、事前に問題点を明確にして、よりよい作業計画を作成するための手法。

グラフの種類

棒グラフ
項目ごとのデータ量、数の大小を表す。
折れ線グラフ
時間の推移に対するデータの変化を表す。
円グラフ
各項目の構成割合、比率を表す。
帯グラフ
各項目の構成割合、比率を、時間的経過に合わせて表す。
レーダチャート
評価項目ごとのバランスを表す。
層グラフ
折れ線グラフと基本的に同じだが、構成要素を層の厚さで表し、その変化から時間的変化がつかめる。
積み上げ棒グラフ
棒グラフで全体の合計を表し、それを内訳の値により仕切り、各内訳の時間的変化を表す。
Zグラフ
累積和と移動合計を折れ線グラフで表すことにより、業績の動向を知ることができる。

OHP

オーバレイ
1枚のシート上の図をいくつかに分解して、順に掲示できるようにすること。
チャンキング
1枚のシート上に描いた絵のうち、グループ化できるものを枠で囲むこと。
マスキング
1枚のシート上に記述した各項目の上に紙を貼り、めくれるようにすること。

その他

バーバル・コミュニケーション
言葉を使った伝達方法。文書で書かれた書類や、話し言葉など。
ノンバーバル・コミュニケーション
言葉を使わない伝達方法。動作、視線、表情、姿勢など。

グループ討議

バズセッション
何人かにグループに分かれて、リーダーと記録係を決め、あるテーマについて一定期間話し合い、意見をまとめて発表する。
ディベート
あるテーマについて、肯定側と否定側の2組間で討議し、審判が優劣を決する手法。

研修の方法

ケーススタディ
仮想の状況を設定し、机上で研修を行う方法。
ロールプレイング
職場に似た状態を設定し、疑似体験を通して研修を行う方法。
OJT
オン・ザ・ジョブトレーニング。実務に就きながら学ぶ方法

二種、上級シスアド用語

BPR
ビジネス・プロセス・リエンジニアリング。企業戦略に合わせて業務プロセスを再設計することで、新たな競争力を獲得すること。
SI
システム・インテグレーション。ユーザーニーズに応じて、ハードウェアを含めた情報システムの構築を一貫して請け負うサービス。
POS
販売時点情報管理システム。小売店頭における商品売上情報を単品ごとに収集、分析するシステム。売れ筋商品を把握したり、品切れを防ぐ効果がある。
EOS
自動的発注システム。商品などの発注データをネットワーク上でやり取りするシステム。
MRP
資材所要量計算システム。生産計画に合わせて、原料や部品を効率よく仕入れるためのシステム。
デルファイ法
同一内容のアンケート調査や面接調査を繰り返していく方法。
リバース・エンジニアリング
製品を分解して、その構造や技術を分析し、自社システムに取り入れること。
ワークデザイン
まず理想とするシステムを現実にとらわれることなく想定し、現状との比較から問題点を洗い出し、具体的改善案を策定する手法。
シナジー分析
複数要素により相乗効果を分析すること。
PL法
製造業者に対して欠陥責任を問う法律。平成7年7月7日以降に出荷された製品に適用され、責任期間は出荷後10年。ソフトウェアは対象外。

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